中日本高速道路(NEXCO中日本、小室俊二社長、名古屋市中区)と中日本エクシス(三宅広通社長、同区)、Carstay(カーステイ、宮下晃樹社長、横浜市神奈川区)は、新名神高速道路鈴鹿パーキングエリア(PA)(三重県鈴鹿市)上りで、車中泊スポット「RVステーション鈴鹿PA」を期間限定で開設すると発表した。秋の行楽シーズンの7日から11月27日まで試験運用を行う。高速道路のPAから直接利用できる車中泊スポットの設置は全国でも初めての試み。

 新型コロナウイルスの感染拡大をきっかけに、密を避けながらレジャーを楽しめる車中泊の需要が高まっていることから、高速道路を降りずに車中泊ができるスポットを提供する。料金(税込み)は1台2200円。1台あたり全長8㍍の駐車スペースを確保し、大型キャンピングカーも利用可能だ。駐車台数は5台。利用時間が正午から翌午前10時まで。利用は事前予約制。カーステイが運営する車中泊スポットの予約アプリで行う。NEXCO中日本は今回の試験運用で利用者のニーズや状況を判断し、来春も期間限定での実施を予定する。(名古屋)