日本銀行大阪支店は、関西の景況感を「全体として持ち直し基調にある」と、2月判断から据置いた。輸出・生産は変異株「オミクロン型」の影響や供給制約の影響を受けつつも増加基調にあるが、個人消費については消費者の動きが鈍っていることから下方修正を行った。11日に発表した「関西金融経済動向」によると、輸出・生産分野では電子関連部材が総じて堅調に推移しており…