住友ゴム工業は、ファルケン「アゼニスFK510」がドイツ自動車連盟(ADAC)のタイヤ摩耗テストで1位を獲得したと発表した。夏タイヤと冬用タイヤそれぞれ主要の3サイズで一定距離を走行した場合に発生する摩耗粒子の量を15社のタイヤで比較。同製品は発生粒子が最も少なくトップとなった。「ジークスZE310エコラン」は3位を獲得した。

 アゼニスFK510は225/40R18、ジークスZE310エコランは185/65R15で高評価となった。

 両タイヤには、材料開発技術「アドバンスド4Dナノデザイン」と「4Dナノデザイン」を採用している。ゴム内部のポリマーを分子レベルでシミュレーション解析することで高いレベルの安全・環境性能を両立したという。