日本銀行大阪支店は、新型コロナ禍の影響緩和を前提に関西の景気を「全体として持ち直している」と判断した。景況判断は据え置きだが、オミクロン株の感染状況などを懸念材料に上げた。同支店が発表した「関西金融経済動向」によると、輸出・生産分野では供給制約によって「弱めの動きが残っている」と指摘。一方、完成車メーカーの減産は底打ちし、電子関連部材でも需要が伸…