現在の主な宮本警報器製品

 創業は明治5年。東京の蔵前で軍隊ラッパの生産を開始し、日清戦争時に、「死んでもラッパを放しませんでした。」の逸話の残したラッパも当社製でした。その後、馬車ラッパを生産し、それが熊追いラッパ、豆腐屋のラッパとして昭和の中頃まで利用されました。明治の後半になると球状のゴムが付いた手押しラッパを生産し、自転車や車に搭載されました。

 昭和5年、日本で最初の電気ホーンの生産を開始し軍用自動車に採用されます。昭和9年、蔵前から江戸川区へ移転(現在の本社)。昭和48年、新潟県十日町市に工場を建て、現在のメイン工場に。現在は、自動車用のホーン・リレー・ブザー・電子ユニットの生産をしています。