2030年代以降のレベル4普及を見込み、開発の土台を整える

政府は「レベル4」(限定領域での自動運転)以上の自動運転車開発の支援に乗り出す。コンピューター上で現実世界をつくるデジタルツインを活用し、国内の自動車、部品メーカーが共通して利用可能な高精度シミュレーション基盤を構築する。同シミュレーションを電動車の開発にも応用することで、電気自動車(EV)の開発サイクルを従来の半分程度に短縮する。現在の開発手法…