復興への歩みを続ける被災地。整備中の「高田松原津波復興祈念公園」には、震災遺構になった旧「道の駅高田松原」(左)の向かい側に、新しい「道の駅高田松原」と「東日本大震災津波伝承館(ともに写真奥)が造られた=岩手県陸前高田市の国道45号線沿い、2020年3月5日)

部品メーカーも同様だ。ホンダ系サプライヤーのエフテックは中国などの海外生産拠点でも日本の工場と同等品質の部品を生産できるよう体制を整えてきた。2021年には、被災しても迅速に部品供給を再開できるようBCPを見直す予定だ。「有事の際でも部品供給できる仕組みをつくっているかが自動車メーカーがサプライヤーを選定する基準の一つになっている」ため、取り組み…