自動車整備に特化したハンドツールメーカー、京都機械工具(KTC)は6月、19年ぶりのトップ交代を実施し、田中滋氏(前取締役専務執行役員)が社長に就任した。同社は、2021年度を最終年度とする3カ年の中期経営計画を4月からスタートし、来年8月には創立70年の節目を迎える。自動車産業が大変革に突入する中、工具事業を核に成長戦略をどう描くのか。田中社長…