日本工作機械工業会(日工会、飯村幸生会長)が発表した5月の工作機械受注総額は、前年比27・3%減の1085億円となり、8カ月連続で前年を下回った。米中貿易摩擦の協議に進展がなく、国内外で設備投資に対する慎重姿勢が増した。今後も引き続き、通商問題や中国経済低迷からの回復動向など世界情勢の変化を注視する必要がありそうだ。国内向けは前年比32・1%減の…