日本のタクシーは1990年代初頭まで、同一地域同一運賃制度により同じ地域のタクシーが同じ運賃で運行されていた。“流し営業”が中心ゆえ、タクシーごとに運賃やサービスに差を生じさせないとの理屈だった◆運賃制度見直しを経て、あれから20年以上になるタクシー業界はそのサービスをさらに大きく変えようとしている。スマートフォンの普及と配車アプリの活用が大きな…