東レは、マレーシアの工場で透明グレードのABS樹脂を増産する。2020年11月の稼働予定で、総額100億円を投じ年7万5千トンの生産設備を増設する。耐熱や耐薬品性に優れるため自動車や家電など幅広い用途で需要が高まっていることから、生産能力を増強して対応する。アクリロニトリル、ブタジエン、スチレンからなるABS樹脂のうち、透明グレードのものについて…