ジャパンディスプレイ(JDI)は、車載向けディスプレー事業の強化を急ぎ、2017年度に1千億円強だった事業売上高を22年度には1900億円へと引き上げる。高精細で大画面液晶に適したLTPS(低温ポリシリコン)製品を拡販するとともに、生産ラインの自動化や一貫した生産体制の構築を進める。前期は主力のモバイル事業の苦戦や構造改革の費用が重なり過去最大の…