塗装現場の実地教育では、配置転換直後の作業員が横から作業を見て、塗装ノウハウを学ぶ

軽自動車から大型トラックまでの車体架装事業を展開するトノックス(殿内荘太郎社長、神奈川県平塚市)は効率的な人材活用に向けて多能工の育成を進めている。数年かけて組み立てや溶接など架装に関する主要作業をじっくり習得してもらい、工場全体の技術力向上の底上げを図っている。こうした取り組みによる技術力が評価され、防衛関連の車両架装を新たに受注するなど事業面…