下期はメーカー各社が待望の新型車を投入する(写真は8月下旬発表予定の日産「セレナ」)

消費増税の駆け込み需要を期待していた2016年の国内市場は当初の想定が崩れ、重苦しいムードで中間地点を折り返した。4月に三菱自動車で発覚した燃費不正問題で、業界全体が意気消沈してしまった影響も大きい。下期の反転攻勢に向け、どのような領域、商材に活路を見出せばいいのか。新車、中古車、整備から用品、レンタカー、リサイクルまで、担当記者が上期を振り返り…