日本の四輪車生産台数は年間1千万台弱と、国別では中国、米国に次ぐ世界第3位の規模があります。ピークの1990年には1348万台を生産しましたが、その後は徐々に減少し、現在は1千万台レベルを維持できるかどうかという水準にあります。生産が減少してきた背景には輸出の減少と国内市場の縮小という二つの変化があります。日本自動車工業会の統計によると、90年に…