新日鉄住金は29日、疲労特性や加工性に優れた熱延高張力鋼板(ハイテン材)を開発し、量産を始めたと発表した。強度などを維持したまま従来製品比で1割以上、軽くなるという。足回り部品やホイール向けとして400メガパスカル級ハイテン材からの置き換え需要を狙う。従来品に比べ伸び特性を2割以上、穴広げ率を4割以上改善した。引っ張り強度590メガパスカル、78…