「豊田英二最高顧問は社長時代、第1次オイルショックに対し『大したことはない。(燃料価格が)倍になったら半分の油でやれるものを考えればいい』と鼓舞した。これは国内生産にも同じことが言える。賃金が高いから外に出ていくのではなく、日本のものづくりを守り、輸出して外貨を稼ぐためにも何をすべきか考えることが重要だ」「ただ、新興国と労務費に差がある中で、同じ…