人材の有効活用の重要性が叫ばれている。少子高齢化に加え、人手不足の顕在化が背景にある。産業の国際的競争力の観点から、スキルある人材の登用が迫られている。このため政府も動き出した。安倍政権は「強い経済」「子育て」「社会保障」の“新3本の矢”を掲げ、対策として「一億総活躍社会」の実現を打ち出す。進むべき方向としては正しいのだろうが、実現への「壁は高い…