WRC、勝田貴元選手が初優勝 日本人優勝は篠塚建次郎氏以来34年ぶり

  • クルマ文化・モータースポーツ
  • 2026年3月16日 12:30

3月12~15日に行われた世界ラリー選手権(WRC)第3戦「サファリ・ラリー・ケニア」で、トヨタ・ガズー・レーシング・ワールドラリーチーム(TGR-WRT)の勝田貴元/アーロン・ジョンストン組(18号車)が総合優勝を飾った。日本人がWRCで優勝するのは1992年の「アイボリーコースト・ラリー」を制した故篠塚建次郎氏以来34年ぶり。

勝田選手は愛知県長久手市出身のラリードライバー。WRCには2021年からフル参戦を開始した。24年シーズンにはレギュラーシートを失う危機も経験した。参戦6年目の今シーズン、参戦開始96戦目に相性のいいケニアで総合優勝した。

今年のサファリ・ラリー・ケニアは過酷で波乱のレース展開となった。競技3日目には1~3位を独占していたトヨタ勢3台が「デイリタイア」となった。代わって勝田選手がトップに立ち、最終日も首位を明け渡すことなく初優勝を決めた。

TGR-WRTの豊田章男会長は「憧れの存在がいればそれを超えていこうとする子どもや若者が現れる。この勝利は、そんな日本の若者たちへの本当に大きなプレゼントになった。貴元、ありがとう!」と賛辞を贈った。

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