トヨタ自動車は7日、トヨタガズーレーシングを「ガズーレーシング」に戻す名称変更を行うと発表した。モータースポーツを起点にしたもっといいクルマづくりと人材育成を強化するとともに、世界ラリー選手権(WRC)などへの参戦や市販車を使ったカスタマーモータースポーツ活動を展開する。
トヨタガズーレーシングは、トヨタワークスを含むさまざまなモータースポーツ活動で使用されてきた。原点は”トヨタ”の名前が使うことができず「Team GAZOO」として参戦した2007年のニュルブルクリンク24時間レースにあり、15年4月には「トヨタレーシング」「レクサスレーシング」「ガズーレーシング」など社内のモータースポーツ活動を「ガズー」に一本化。その際に使ったブランドが「トヨタガズーレーシング」だった。
今後、ガズーレーシングはWRCへの参戦や、市販のラリーカー「GRヤリス ラリー2」、レーシングマシン「GRスープラGT4」によるカスタマーモータースポーツ活動を展開。モータースポーツを通じた車づくりと人材育成を強化する。
ガズーレーシングへの名称変更に伴い、ドイツ・ケルンにある研究開発拠点「トヨタガズーレーシングヨーロッパ」は、同日から「トヨタレーシング」に社名を変更した。先行開発技術を通じたモータースポーツ活動に特化した組織とし、エンジン開発などにおいて長期的な技術開発を推進する。
2026年の世界耐久選手権(WEC)には新ブランド「トヨタレーシング」として参戦し、改良型マシン「TR010ハイブリッド」を投入する。
また、ガズーレーシングに対しラリーカーへのエンジン供給、GT4車両の生産などのサポートもする。
一方、トヨタガズーレーシングと、豊田章男会長がオーナーを務めるルーキーレーシングが融合した「トヨタガズールーキーレーシング(TGRR)」は、これまでと同様に活動を継続する。トヨタレーシングとガズーレーシングの架け橋として商品や技術をモータースポーツの現場で鍛え、人材育成を進める実践の場として連携していく。
























