マツダは25日、軽ハイトワゴン「フレアワゴン」を全面改良して発売したと発表した。マツダの軽自動車初となる電動パーキングブレーキや後部座席にオットマン機能を新たに装備した。ミリ波レーダーと単眼カメラを組み合わせた衝突被害軽減ブレーキ「デュアルセンサーブレーキサポートII」を全車に標準装備し、安全性能も高めた。内外装の質感を高めた「カスタムスタイル」も設定する。スズキからのOEM(相手先ブランドによる生産)車となっている。

 車両価格は154万1100~240万200円(消費税込み)。新機能追加や原材料価格上昇の影響などにより、先代モデルと比べ約1割値上げした。販売目標は月800台(改良前は900台)を設定した。