日産のフォーミュラEマシン

 ブリヂストンは、電気自動車(EV)による競技「フォーミュラE」の2026―27年シーズンから4年間、タイヤを単独供給すると発表した。アゼルバイジャンで6日(現地時間)に開かれた国際自動車連盟(FIA)傘下の世界モータースポーツ評議会で決まった。

 韓国・ハンコックタイヤに代わって供給する。同社の商品設計基盤技術「エンライトン」を用い、全天候タイヤと荒天用の2種類の供給を予定している。

 石橋秀一グローバルCEO(最高経営責任者)は「フォーミュラEへのタイヤ供給という、新たな挑戦に臨めることをうれしく思う。今回のタイヤ供給の中核は『エンライトン』の強化拡大にある」とコメントした。

 フォーミュラEは来年3月、東京大会が東京ビッグサイト(東京都江東区)周辺で開かれる。