社会人野球の第94回都市対抗大会最終日は25日、東京ドームで決勝が行われ、昨秋の日本選手権を制したトヨタ自動車(豊田市)がヤマハ(浜松市)を4―2で破り、7年ぶり2度目の優勝を果たした。

 トヨタ自動車は一回に北村祥治内野手のツーランホームランで先制し、三、五回に1点ずつ加点。七回1失点と好投した嘉陽宗一郎投手が、最優秀選手の橋戸賞に選ばれた。

 ヤマハは九回に秋利雄佑内野手のソロホームランで2点差に迫ったが及ばず、33年ぶり4度目の頂点を逃した。