前回まで「下請法」が適用される「取引の内容(業種等)」について説明してきました。「下請法」が適用される「取引の内容」として、①製造委託取引②修理委託取引③情報成果物作成委託取引④役務提供委託取引―がありました。ただ、これらの取引に該当するからといってただちに「下請法」の適用があるわけではなく、「資本金区分」の要件も満たす必要があります。今回はその…