川崎汽船が実証実験で利用するCO2回収装置(イメージ)

自動車用内燃機関技術研究組合(AICE、平井俊弘理事長)は、船舶で実用化に向けた研究が進む「オンボード二酸化炭素(CO2)回収装置」の自動車エンジンへの適用検討を始めた。火力発電などで用いられるCO2回収機構やCO2貯蔵タンクを小型化して車両に搭載し、内燃機関車のCO2排出量の低減につなげる。自動車に装備できるレベルにまで小型化するハードルは高い…