ゼネラルモーターズ・ジャパン(GMジャパン、若松格社長、東京都品川区)は16日、キャデラックの新型「XT4」と新型「CT5」を発売した。SUVラインアップを拡充するとともに、日本初導入となる高級セダンを取り揃えて新規顧客の開拓と販売増を狙う。

 新型XT4はキャデラック初の小型SUVで、全長4605ミリメートル×全幅1875ミリメートル×全高1625ミリメートル。新開発の2.0リットル直列4気筒ターボエンジンを搭載し、最高出力169キロワット、最高出力350ニュートンメートルを発揮する。グレードは3モデル用意した。納車開始は2月を予定する。

 新型CT5には、内外装デザインと装備の異なるラグジュアリー系「プラチナム」とスポーツ系「スポーツ」の2モデルを設定。プラットフォームは軽量化と高剛性を図った「アルファアーキテクチャー」を採用した。2.0リットル直列4気筒ターボエンジンと10速オートマチックトランスミッションを組み合わせた。最高出力は177キロワット、最大トルクは350ニュートンメートルを発揮する。納車開始は3月を予定する。

 価格は、XT4が570万~670万円、CT5が560万~620万円(消費税込み)。