厚生省(当時)に入省した1977年当時、「環境」と「経済」は対立する概念だった。地球サミットなどいくつかの国際的な協議を経て「両立させるべきもの」となっていく。今や持続可能な発展に向けて「環境が経済を引っ張る側面がある」との認識を示し、経済情勢などを踏まえると「責任の重さ」も実感している。「地球温暖化防止では、これだけの対策を行えばこれだけ負担が…