ながおテクノは今回も引き続き、既存パーツに新たな生命・役割を吹き込むというリビルト(再生)の意義を最大限に活かすスタンスを打ち出し、同社ならではの魅力を来場者らに伝える。ブースでは、インジェクター洗浄をはじめテスト機や尿素システム洗浄機などを展示し、整備事業者らの新たなニーズに対応する。

 また、カムシャフトなどのトレーラー向けのリビルト部品や優良な補修部品といった大型車整備事業者らのニーズにあった商品もラインナップするほか、大型車や商用車などのディーゼルエンジン(DE)車の排気浄化装置として欠くことのできない尿素関係や触媒のリビルト部品を展示する。

 周辺部品としては、インジェクター・サプライポンプをはじめ尿素ポンプモジュール、尿素インジェクター、一酸化窒素(NOx)センサーなどのDE車の排気浄化装置の主流となっている製品の訴求を図る。

 同社は触媒のリビルト製造で、純正部品を徹底的に研究しており、触媒に含まれる貴金属(パラジウム)を分析・測定するなどの厳しい検査を経ることで、高い浄化力や耐久性を確保する。これらの品質管理の追求により、同社の製品はトラックメーカーからも高評価を得ており、製品の採用実績が増えている。

 同社は大型車向けのリビルト部品をはじめとする製品全ての品揃えを目的に、今後も新しい製品開発の努力を続ける方針だ。