ツールプラネット「VeDis 3 Plus」
バスク「(右上)エアセーフモニター(右下)エアセーフセンサー(左上)AirBallTBモニター(左下)AirBallTBセンサー」
グラスウェルドジャパン「ecoVacミニプラスキットコンプリート」
カレント自動車「シンプルパーツ」

ツールプラネット「VeDis 3 Plus」

 現場主義の商品を輩出し続けるツールプラネット。その注目商品のひとつが、輸入車の診断・整備に特化したフルサポート完備の商品として人気を集める「VeDis 3 Plus」。このモデルの最大の特長は、ハードとソフトの両面から追求された使い勝手のよさだ。
 本体画面にはアンドロイドOS搭載の10インチタッチ大スクリーンを採用し、大きく見やすい画面づくりだけではなく操作性の高さにもこだわった。
 性能面でもトラブル追及が非常に困難な輸入車に対して申し分ない実力を持つ。故障コードの読取、消去など自己診断から実測値のデータモニタリング(グラフ表示可能)、アクティベーション機能、輸入車に多い各インターバルランプリセット、カスタマイズ機能、電子制御装置の初期設定や初期学習、そしてECUコーディングに至るまで幅広い機能を搭載しているので、あらゆるシーンで多様な使い方ができる。充実の2年間無償ソフトウェアアップデートが付属されている他、ワンクリックでのWi-Fiアップデート、Wi-Fi印刷、そして故障の修理方法などのサポートホットラインまでもが1年間付いている。
 ハイスペックなハードウェアに最強のソフトウェアを搭載した「VeDis 3 Plus」は、いわば「輸入車業界待望」のモデル。今後の整備業界において、輸入車を扱う際の頼もしいパートナーとなってくれるスキャンツールだ。

【お問い合わせ先】
http://www.toolplanet.jp/
TEL:058-246-1733

バスク「AirSafe」「AirBallTB」

 タイヤ空気圧モニタリングシステム(TPMS)のエアセーフを販売するバスク(小笠原孝嗣社長、埼玉県志木市)は、6月にトラック用「AirBallTB」の発売を予定している。乗用車用でスナップインタイプの「ASーCV2」と、15インチ以上のアルミホイール専用でクランプインタイプの「ASーSV2」も含め、全方位でTPMSを展開する。
 新発売の「AirBallTB」は、TPMSセンサーが、世界初のボール状となっており、タイヤ内部へ投げ入れるだけで作業が完了する。これまで取り付けにかかっていた時間や費用を、大幅に抑えることができる。最大22輪まで対応し、多くのタイヤを装備した大型トラックへも導入しやすい製品。
 センサーはタイヤ内部で転がり、空気圧とタイヤ内温度を監視する。データはブルートゥース(2.4GHz帯)で送信され、タッチパネルタイプの車内モニターで、リアルタイムに確認できる。
 乗用車用の「ASーCV2」と「ASーSV2」は、空気圧の監視設定範囲が900kPaまでと、キャンピングカーや商用車など高圧設定車両への使用も可能。今後大手量販店や、メーカー系ディーラーで取り扱いを開始する。
 TPMSは、米国や欧州、中国などの主要国において既に装着の義務化が進んでいる。国内においても安心・安全が、業界のキーワードとなる中、重大事故にもつながりかねない空気圧トラブルを未然に防ぐ、TPMSの認知拡大を目指す。

【お問い合わせ先】
https://airsafe.jp/
TEL:048-423-7778

京都機械工具「TRASAS for AUTO」と「e―整備」

 京都機械工具は、スマートセンシングデバイス「TRASAS(トレサス)for AUTO」シリーズの商品力強化に注力している。トルク値やタイヤ溝などの測定値を自動記録するシステムで、「トルクル」や「タイヤデプスゲージ」と「e―整備」を併用することで、点検記録簿への入力作業の省力化による作業時間の短縮や点検整備の実施状況の明示化を通じて来店客からの信頼獲得が可能になる。
 「e―整備」(iOS、Android対応)は、スマートフォンやタブレット端末などを使った点検整備記録の簡単な作成と印刷が可能だ。12カ月・24カ月定期点検や日常点検の記録を端末の画面に入力する。また、トレサスとの併用により、ホイールナット締付値をはじめタイヤ溝やブレーキパッド値などを点検記録簿に自動入力できる。手書きやパソコン入力、スキャンなどの作業が省け、人材不足の解消や労働時間の短縮につながる。使用料はタイヤ溝や日常点検は無料で、12カ月・24カ月点検の記録が月額500円となっている。
 今年4月には京都府で研究開発拠点「KTCけいはんなR&Dオフィス(仮称)」を開設し、トレサスシリーズの商品力強化に取り組む。

【お問い合わせ先】
https://ktc.co.jp/
TEL:0774-46-4159(お客様窓口)

カレント自動車「シンプルパーツ」

 輸入車事業を展開するカレント自動車(江頭大介社長、横浜市青葉区)は、輸入車の補修部品専用のオンライン見積もり・発注サービス「シンプルパーツ」を開始する。輸入車のブレーキパッドを取り扱うアウトフレン(原敦哉社長、埼玉県戸田市)と共同開発し、4月の本格稼働に向け利用登録の受付を開始した。
 メインターゲットは整備事業者や自動車販売業者とし、登録をすれば無償で利用ができる。補修部品を必要としている車両の車体番号を入力、求める部品を選択すると見積もりが依頼できる仕組み。該当品には純正・優良部品を明記するなど選びやすさも追求し、ポータルサイトの中で見積もりから発注までを完結させた。これにより輸入車部品の入手に必要な手間を大幅に省き、受発注を簡略に行えるようになる。今後、既存取引先より導入を広め、新規需要も取り込み、利用事業者の事業効率化ツールとしてアピールしていく。
 「輸入車のベストパートナー」をコンセプトに事業を展開するカレント自動車グループは、国内最大級の輸入車買取サービス「外車王」の運営をはじめ、輸入車の販売・整備・パーツ事業等を手掛けるほか、近年は整備ネットワーク・IT・旧車を電気化するコンバートEV等にも事業を拡げている。同サービスを提供する「カレントパーツサプライ」は、輸入車専用の優良社外部品の販売、欧米の自動車・有名パーツメーカーに部品を供給する工場との直接契約による卸販売を手掛ける。あらゆる中間コストを削減することで、高品質な製品を低価格で提供している。

【お問い合わせ先】
https://www.simparts.io(シンプルパーツ)
TEL:045-479-9957(カレントパーツサプライ)