関西ペイント販売「オール水性 有機則フリーシステム」
あかつき LED警光灯「レジオン ライトバー LED」
京都機械工具「TRASAS for AUTO」「e―整備」
エーティティ「デジカタ」

関西ペイント販売「オール水性 有機則フリーシステム」

 関西ペイント販売は、板金塗装(BP)業界で年々強化される労働環境への配慮や法規制、人材の確保・育成などの問題に対し、さまざまな製品を開発、事業者へ提案している。その中でも近年、前面に打ち出しているのが有機則適用外(フリー)をはじめとする国内の法規制に対応した業界初の水性塗料システム「オール水性 有機則フリーシステム」だ。
 「オール水性 有機則フリーシステム」は、カラーベースの「レタンWBエコ EV」をはじめ、製品化が難しかったプラサフ、クリヤーまでのすべてにおいて水性化を実現し、有機則非該当化を達成した画期的なシステム。作業者の健康に配慮し、安心安全な作業環境を実現することで人材確保にもつなげられる。システムとして発売開始した2018年以降も製品のリニューアルや追加などバージョンアップを定期的に行っており、よりよいシステムの構築を進め、ますます注目度を上げている。
 このほか同社では、調色作業の標準化や人材育成を目的にした「AI(アイ)カラー システム」の開発、また、塗料の導入から導入後の研修などBP工場のニーズに応えるサポート体制を敷くなど、さまざまな事業者支援を行っている。

【お問い合わせ先】
http://www.kansai.co.jp/
TEL:03-5711-8903

あかつき「レジオン ライトバー LED」

 レッカー車の制作、レッカー用品販売など幅広い業容を通じてレッカー事業をサポートしているあかつき(吉岡輝昌社長、神戸市西区)。自社でロードサービス(RS)を兵庫県南東部・大阪府全域で行っている中で、現場隊員の安全性、作業の利便性を考えたRSに役立つアイテムを各種取り揃えている。海外の専門メーカーをはじめ幅広い製品をラインナップしており、ライト関連やフック・チェーン、アクサセリーなども随時市場投入している。
 昨年リリースした新製品、JULUEN社製LED警光灯「レジオン ライトバー LED(赤・黄・青各色)」は、スタイリッシュで薄型ながら集束光タイプのLEDを採用。斜めからの視認性にも優れ、緊急走行中や現場での安全性にも配慮されている。主な仕様は、12・24Vマルチ対応(EMC機能付)、スピーカー内蔵、防塵・防水、7種のフラッシュパターン、交換可能なLEDヘッドと充実している。本体はアルミ基材の採用で強度と放熱性を両立。長さも1252mmから1838mmと各種様々な緊急車両・作業車両に対応し、重機搬送車等に小型タイプ(緑LED)もラインナップする。

【お問い合わせ先】
akatsuki-towing.co.jp
TEL:03-5408-0024

グラスウエルドジャパン「グラスウエルドウインドリペアシステム」「T―Hotbox」

 グラスウエルドジャパンの「グラスウエルドウインドリペアシステム」や板金ツール「T―Hotbox(ティーホットボックス)」は、「特定整備制度」で不可欠なエーミング作業を伴わないシステムだ。「簡潔・安全・短時間で技術を習得できる」をコンセプトにしており、自動車整備や板金塗装(BP)などの事業者から注目を集めている。
 このうち、グラスウエルドウインドリペアシステムは世界トップクラスの真空力を持つ製品で、簡単な操作で綺麗な仕上がりが実現するため、女性や初心者でも簡単に習得できる。また、高いコストパフォーマンスを発揮し、現場の作業負担の軽減にもつながる。
 一方、ティーホットボックスはIHの強力加熱で鋼板を膨張させて補修する画期的な製品で、粗出しなどの板金作業の補助やスタットの代用などに最適だ。軽量、コンパクトな設計のほかに短時間で作業でき、修理後の熱絞り作業も簡単に行える。また、高張力鋼板に対応し、塗膜をこがさないなどの特長がある。
 これらの製品を導入すれば、整備やBPなどの事業者にとって現場の効率化や技術者の早期育成などが可能になるとともに、人材不足の解消にもつながる。

【お問い合わせ先】
http://www.gw-ccj.com
TEL:075-721-5789

エーティティ「デジカタ」

 エーティティは、自動車整備事業者やガソリンスタンドなどの車両販売支援ツールの開発を続けている。
 パソコンをはじめスマートフォンやタブレット端末などのウェブ上で車両情報を提供する「デジカタ」は、一般ユーザーの車両購入の検討材料となる安全運転支援システム、機能や装備などの情報を一元化しているほか、搭載の有無が確認できるなど、ユーザーにとって競合車両を比較しやすいという特徴がある。また、実車が走行する動画もウェブ上で公開するなど、ユーザーが安全運転支援システムなどの仕組みをイメージできる仕掛けも盛り込んでいる。このため、店舗に実車がなくても、インターネットの接続環境さえ整えば、営業員は売れ筋商品を素早く簡単に来店客に説明できる。人手不足に苦慮する事業者の課題解決にも大いに期待できる。今後、軽自動車の現行モデル全ての掲載を予定するほか、「車種別運転支援システム比較」などの機能を新しく追加する。
 また、整備業向けでは車検や定期交換部品などの重要性をパソコンやタブレット端末などを使って映像で見せる「Mobile SIGNAGE(モバイルサイネージ)」や車両情報の検索システムなども揃えている。

【お問い合わせ先】
https://att-lab.com
TEL:06-6966-1440