SCSK(東京都江東区、谷原徹社長執行役)は7月2日、マツダとひろしま産業振興機構
(深山英樹理事長)と連携して、将来の自動車開発を支えるソフトウェア開発人材育成プラットフォームの構築を支援すると発表した。

SCSKは車載システムの開発で長年の実績を持ち、車載システム関連の人材育成支援や、車載周辺サービスを提供している。

マツダは、安全性向上や環境対策で自動車の電子化は加速している中で、自動車部品に占めるソフトウェアが爆発的に増加していくことを踏まえ、ソフトウェア開発エンジニアの育成が大きな課題となっている。今回、ソフトウェア開発人材育成構想の策定に向けて、SCSK、マツダ、ひろしま産振構でワーキンググループを形成する。

今後、車載ソフトウェア開発者育成のために構築する教育カリキュラムや、教材を共有、カリキュラム拡充とともに、マツダ、SCSK両社でトライアル教育を実施し、カリキュラムのブラッシュアップも並行して進める。

人材育成プラットフォームは地域の学生や企業の育成も視野に入れてオープンで構築する。今後、一般も受講できるように順次、整備していく。