帝人は6日、電気自動車(EV)や自動運転技術の普及拡大をにらみ、リチウムイオン電池(LiB)のセパレーターと半導体生産の異物除去などに利用される多孔質膜(メンブレン)を増産すると発表した。セパレーター用は韓国の工場に設備を増設、今夏までに生産能力を現状の2倍弱となる年産6千万平方メートルに引き上げる。半導体向けは、松山事業所(愛媛県松山市)に30…