「競争性を担保するため、新しいことをやっていかないといけなかった」(タカタ・高田重久会長兼社長)―ティア1(一次)サプライヤーが品質問題で経営破たんしたのは国内では初めてだ。タカタが民事再生法の申請に追い込まれたことは、系列取引でものづくり競争力を強化してきた国内の自動車メーカーとサプライヤーの関係に波紋を広げる。タカタ製エアバッグが異常破裂する…