エンジンと言われれば、ピストンの往復運動を思い浮かべがちだが、ロータリーエンジンは、回転することで容積を変化させ、回転動力を出力とするもの。1回転当たりの燃焼回数が2倍となり、同じ排気量だと高い出力が得られる。フェリクス・バンケル氏が発明したロータリーエンジンは、「おにぎり型」と呼ばれる三角形のローターが回転する。これに対して町の発明家グループで…