環境省は15日、2014年度の国内温室効果ガス排出量(確報値)が前年度比3・1%減の13億6400万トンだったと発表した。前年度を下回るのは09年度以来、5年ぶり。省エネなどによる電力消費量の減少や、再生可能エネルギーの導入拡大などが寄与した。総排出の17%を占める運輸部門は同3・4%減の2億1700万トン。同省は「とくに旅客自動車の減少が顕著で…