日本精工とNTNが経営統合で合意 自動車用軸受けの国内大手2社、世界最大規模へ 2027年10月に持株会社設立

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  • 2026年5月12日 15:40

日本精工は5月12日、NTNとの経営統合について同日付で基本合意書を締結したと発表した。共同持ち株会社を設立する。

2027年10月に共同持株会社を設立し、東京証券プライム市場に上場する予定。2社は共同持株会社の完全子会社として傘下に入り、上場廃止となる。2社の株式移転比率は今後協議の上、決定する。

中国市場の成長鈍化や米国の関税政策の影響などの事業環境の変化を踏まえ、持続的成長の実現のために経営統合が必要と判断したとしている。

経営統合に関する最終的な契約書の締結は遅くとも11月までに行われる見込み。

共同持株会社の取締役会の人事については、取締役会議長を兼ねる会長職をNTNが指名し、代表取締役社長CEO(最高経営責任者)は日本精工が指名する予定。

独占禁止法などの対応については今後進めるとみられる。

日本精工とNTNは、共に自動車用軸受けなどの事業を展開している。両社が統合すると、軸受けメーカーの売り上げでは首位のスウェーデンのSKFに並ぶ世界最大規模となる。

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