トヨタ自動車は5月7日、電気自動車(EV)の3列シートSUVの新型車、レクサス「TZ」を世界初公開した。レクサス初となる3列シートSUVのEVで、北米、日本、欧州、中国で展開する。トヨタ自動車九州で生産し、日本では2026年冬頃の発売を予定する。
新型車は、95.82キロワット時の大容量リチウムイオン電池を搭載。フロントおよびリアに167キロワットのモーターを搭載し、システム最高出力は300キロワットを発生する。航続可能距離は620キロメートル(日本仕様)を目指す。150キロワットの充電器で10%から80%までの充電時間は約35分とした。
ボディーサイズ(プロトタイプ)は、全長5100ミリメートル、全幅1990ミリメートル、全高1705ミリメートルで、ホイールベースは3050ミリメートル。
世界最大の長さとなる可動式パノラマルーフを採用したほか、ロードノイズや風切り音の低減に加え、音が聞こえる方向による感じ方の違いにも配慮し、SUVモデルとしてトップレベルの高い静粛性を実現した。子どもが車内に置き去りにされた際、周囲に警報を発信する「車内置き去り検知システム」をレクサスとして初採用した。
新開発プラットフォームを採用し、広々とした室内空間を確保しながらボディー剛性を強化。主要骨格部材に超高張力鋼板などを最適配置したほか、ボンネットとバックドアにアルミニウムを採用するなど軽量化を実施。EVの特性を生かして、快適な乗り心地と運転する楽しさの両立を目指した。
サイモン・ハンフリーズCBO(チーフブランディングオフィサー)は「SUVに求めるものは、多用途性、上質さ、そして電動化と、さらに多くなっている。TZは、電動ラグジュアリーSUVの新しい基準として、性能、クラフトマンシップ、現代のライフスタイルを融合した全く新しいクルマだ」と述べた。




















