【インド・グジャラート州=藤原稔里】スズキは3月18日、インドのハンサルプール工場(グジャラート州)に建設中の第4ラインをEV専用にすることを明らかにした。年間生産能力は25万台で、2026年7~9月ごろに稼働する予定だ。EVと小型SUV「フロンクス」を混流生産している第3ラインから、EVを第4ラインに移管する。第3ラインはフロンクスを増産し、輸出能力を強化する。
同社のEV「eビターラ」は現在、21年稼働の第3番目のラインで生産している。フロンクスとの混流で、電池搭載工程のみ分けている。eビターラは組み立ての最終工程で、車両をリフトで持ち上げ、バッテリーを組みつけている。
新ラインはEVの車重に対応できるものにして電池搭載まで一貫で行えるようにする。今後、EVは車種の増加や輸出拡大が見込まれる。効率良くEVを生産できる体制を整え、国内外の需要に応える。ガソリン車との混流生産も可能とする。
フロンクスはインドや日本など世界70カ国以上で発売し、販売が拡大している。第3ラインはその増産に当てる。eビターラの電池組み付け工程のスペースは新機種生産対応などに活用するとみられる。
eビターラは25年夏に欧州の一部で販売を開始。日本では26年1月、インドでは2月に発売しており、世界100カ国に輸出する計画だ。



















