日野・三菱ふそうのアーチオン、初年度は売上高2兆4250億円を計画 日野の2026年3月期は黒字転換

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  • 2026年5月14日 16:20

三菱ふそうトラック・バスと日野自動車を傘下に収める持株会社アーチオンは5月14日、発足初年度の2027年3月期は売上高2兆4250億円、営業利益1100億円との業績見通しを発表した。アーチオンは4月に東京証券取引所プライム市場に上場した。市場では三菱ふそうと日野の事業会社2社を競わせつつ、販売収益を伸ばす考えだ。

同日には、日野の26年3月期決算も公表した。売上高は前期比7.8%減の1兆5653億円だったものの、認証不正問題の対応に区切りがついたことで、営業利益は820億円(同42.7%増)、純利益も844億円と、2期ぶりに最終黒字となった。

アーチオンの27年3月期見通しには、非上場のため個社の業績を開示していなかった三菱ふそうの業績も加わる。両社が得意とする東南アジアは市況が停滞し、中国勢も攻勢をかける。中東情勢の緊迫化や原油価格の高騰など、事業環境が悪化する中、期初見通しを達成できるかが注目される。

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