ニデック、家電や車載向け製品で品質不正の疑い 部材や設計を顧客の同意なく変更 外部調査委員会で事実解明へ

  • 自動車部品・素材・サプライヤー
  • 2026年5月13日 13:30

ニデックは5月13日、家電や車載向けの一部製品で品質不正の疑いが判明したと発表した。顧客の確認を得ないまま、部材や工程、設計を変更していた事案などが同社やグループ会社で複数確認された。同日付で外部専門家による調査委員会を設置し、詳細な事実解明や改善策の検討などを進める。

不正事案のうち、顧客の同意なく行われた仕様変更が96.7%だった。このほかに、検査データの不適切な取り扱いや生産地の不適切表記などが確認された。車載向けでは、ニデックインスツルメンツ(大塚俊之社長、長野県下諏訪町)を中心に不適切事案が複数確認された。現時点で、ただちに安全性などに影響する事案は確認されていないとしている。

ニデックは不正会計問題への対応として、社内点検を進めている。今回の不正はその中で発覚したという。調査委員会による調査は8月末をめどに完了する予定としている。

関連記事