2026年2月の欧州新車販売、1.7%増で2カ月ぶりプラス EVは補助金効果で15.8%増 欧州自動車工業会

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  • 2026年3月26日 11:30

欧州自動車工業会(ACEA)が3月24日に発表した2月の新車販売台数(主要31カ国、乗用車)は、前年同月比1.7%増の97万9321台で、2カ月ぶりに増加した。電動車が好調で、全体の67.7%を占めた。日本の自動車メーカーは苦戦傾向が続いている。

パワートレイン別では電気自動車(EV)が同15.8%増の19万683台で、シェアは19.5%だった。主要国がそろって増加しており、補助金政策が奏効しているとみられる。ドイツ(同28.7%増)では、1月から所得額や自動車の性能に応じて1台当たり3000~6000ユーロ(約55万~110万円)を補助している。フランス(同27.8%増)も25年夏から、車両重量2400キログラム未満、車両購入価格が4万7000ユーロ(約870万円)未満の車両が対象の「個人向け電気自動車支援金」制度を展開している。

プラグインハイブリッド車は同33.0%増の9万6252台だった。ドイツ政府の補助金はPHVやレンジエクステンダー付EVも対象としている。ハイブリッド車は同10.4%増の37万5862台で、パワートレイン別のシェアトップ(38.4%)を維持している。

メーカー別では、トップのフォルクスワーゲン・グループが同2.2%増の25万6452台、ステランティスが同9.5%増の17万816台だったものの、ルノー・グループは14.3%減の9万1619台だった。

日本勢はトヨタ自動車が同3.9%減の6万7631台、日産自動車が同16.2%減の2万314台、スズキは同9.6%減の1万3602台だった。ホンダは同0.3%増の5351台と微増だったものの、総じて伸び悩んでいる。

中国勢は上海汽車集団(SAIC)が同12.0%増の2万2360台、比亜迪(BYD)は同162.3%増の1万7954台と急増している。

1月からの累計販売台数は同1.0%減の194万321台で、1月の販売減が響いた格好だ。

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