2025年11月の欧州新車販売、5カ月連続前年超え 日本メーカーはマツダとホンダが増加 欧州自動車工業会

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  • 2025年12月26日 05:00

 欧州自動車工業会(ACEA)が発表した11月の新車販売(主要31カ国、乗用車)は、前年同月比2.4%増の107万9563台と5カ月連続で前年実績を上回った。10月に電気自動車(EV)補助金を導入したイタリアなどでの販売が好調だった。日本メーカーではマツダとホンダが増加したが、苦戦傾向が続く。

 EVは25万3768台(同37.3%増)だった。主要国ではドイツ(同58.5%増)とフランス(同47.5%増)が好調だった。スペイン(同60.9%増)も来年からEV補助金を導入すると表明した。

 補助金効果で1万5千台あまりのEVを売ったイタリアだが、業界団体によると11月のブランド別では比亜迪(BYD)、零跑汽車(リープモーター)の中国勢が1、2位を占めたという。

 ハイブリッド車(HV)は同2.8%増の約36万台、プラグインハイブリッド(PHV)は同33.9%増の約11万2千台だった。ガソリン車(同19.9%減)、ディーゼル車(同23.1%減)からのシフトが鮮明だ。

 メーカー別ではフォルクスワーゲン・グループが同4.1%増の約29万9千台で首位。ルノー・グループは同3.0%増、BMWグループも1.7%増だった。

 日本メーカーはマツダ(同8.4%増、約1万3千台)とホンダ(同18.5%増、約5千台)こそ前年を上回ったものの、トヨタ自動車は同9.9%減の約7万4千台。日産自動車も同10.0%減の約2万台で、上海汽車集団(約2万4千台)に及ばなかった。

 欧州委員会は12月、2035年以降も内燃機関車の販売を容認する提案を発表する一方、フリート車両を中心にEV導入を促す方針で、今後の販売動向が注目される。

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