独ランクセスは、全世界で生産拠点の最適化を行ったと発表した。中国合弁会社の持ち株と、米国生産拠点を売却した。市場環境の激化を受けて運営コストの削減を図る。さらに今後、着色剤の生産拠点をメキシコからドイツの既存工場に移転させる。2009年9月には、ABSプラスチック事業合弁会社の残りの持ち株を英イネオス社に売却し、ABS事業から完全撤退した。