ステランティスジャパン(成田仁社長、東京都港区)は27日、フィアット「600(セイチェント)ハイブリッド」を発売した。国内で販売するフィアット車でハイブリッド車(HV)を設定するのは初めて。昨年9月に電気自動車(EV)「600e」を発売しており、電動車の品ぞろえを充実することで国内市場のニーズに応える狙い。
パワートレインは、排気量1.2㍑のターボエンジンに16㌔㍗のモーターを組み合わせたマイルドハイブリッドシステム。駆動用電池の容量は897㍗時で、燃費は23.2㌔㍍/㍑とクラストップレベルを実現したという。グレードは標準仕様と上級の「ラプリマ」の2種類。発売記念として上級仕様を600台限定で、通常より20万円安で提供する。
価格は365万円(消費税込み)から。