ダイハツ労働組合(東添孝中央執行委員長、組合員数1万104人)は14日、2024年の春季労使交渉でベースアップ(ベア)を要求しないと発表した。認証不正問題による混乱で先行きが見通せないことや、長期的に組合員の雇用を維持するため要求を見送る。ベア要求の見送りは11年ぶり。一時金は「組合員の生活給の一部」として、年間5・0カ月分を要求する。過去最低の…