三井不動産リアルティ(遠藤靖社長、東京都千代田区)は1日、カーシェアリング事業の名称を20日に変更すると発表した。新名称は「三井のカーシェアーズ」で、「三井のリハウス」や「三井のリパーク」など三井不動産グループのサービスとして明確化する狙い。同時に、オフィスビルや商業施設など同グループの運営施設との連携も強化することで、車両台数を現状の4割増に迫る1万台に拡大する。会員数も倍増の100万人を目指す。

 同事業は現在、「カレコ・カーシェアリングクラブ」として展開している。コイン駐車場の三井のリパークをステーションに活用。首都圏を中心に23年末で車両台数7297台を配備し、会員数48万人となっている。