フォルクスワーゲングループジャパン(VGJ、マティアス・シェーパース社長、愛知県豊橋市)は19日、アウディの電気自動車(EV)「Q8スポーツバックイートロン」に、スポーツグレード「Sモデル」の「SQ8スポーツバックイートロン」を追加して発売した。空力性能の向上などで、環境性能を高めた。一充電当たりの走行距離は482㌔㍍(WLTCモード)。3基の電動モーターを独立して制御することで、旋回性能を高める機構も搭載した。

 最高出力は通常モデルに比べて70㌔㍗増の370㌔㍗とし、最大トルクも309ニュートン㍍増の973ニュートン㍍に高めた。駆動用電池の容量は114㌔㍗時。「CHAdeMO(チャデモ)」規格の出力150㌔㍗の急速充電にも対応する。

 車両価格は1492万円(消費税込み)。