メルセデス・ベンツ日本(MBJ、上野金太郎社長、東京都品川区)は25日、新型電気自動車(EV)「EQE SUV」を発売した。メルセデス・ベンツとして7車種目となる2列シート5人乗りの中型SUVで、基本グレード「EQE350 4マチック SUVローンチエディション」は同日から納車を始めた。10月下旬にも上級グレード「AMG EQE 53 4マチック+ SUVローンチエディション」も発売する。

 新型車は、昨年に投入した中型セダン「EQE」のSUVモデルだ。基本グレードは容量89キロワット時の車載電池を搭載し、航続距離は528キロメートル(WLTCモード)。高効率モーターを2基備え、最高出力292馬力、最大トルク765ニュートンメートルを発揮する。

 車両価格は基本グレードが1369万7千円、上級グレードが1707万円(消費税込み)。