ホンダは16日、2024年春にインドから小型SUV「WR―V(現地名エレベイト)」を輸入して発売すると発表した。ホンダがインド製の車両を日本で販売するのは今回が初めて。グローバル拠点を活用し、日本のラインアップを拡充する。

 WR―Vは、「ヴェゼル」に近いサイズの小型SUV。都市型のスタイリッシュなデザインのヴェゼルに対し、WR―Vは力強いデザインが特徴だ。ラゲッジ容量は壁面をフラット形状にするなどの工夫でクラストップ級の458㍑を確保した。エントリー価格は200万円台前半を予定しているという。

 ホンダは23年冬に中国から輸入した「オデッセイ」も発売する予定。24年春にはタイ生産の「アコード」も発売する。輸入モデルを活用し、国内の登録車販売を強化する。