ユーロゴースト グリーンモデル
ユーロゴースト ブルーモデル

  ブリッド(高瀬嶺生社長、愛知県東海市)は、新しいコンセプトのシート「ユーロゴースト」を発表、初披露する。

 「Playful&Elegance(プレイフル アンド エレガンス)」をテーマに、同社として初めて迷彩柄のシート素材を採用し、グリーン系とブルー系の2種類の発売を予定している。ブリッドのスポーツシートは、レースでの使用を想定し、こだわりのモノづくりと高い安全性で、国内外で高い認知度を誇るが、高瀬社長は「これまでシートに遊び心を入れ込めていなかった」として、新しい購入層の取り込みを目指している。

 特に、クルマに個性を求めるSUVユーザーや、4WD、バンライフ、キャンピングを中心にしたユーザーに幅広く展開していきたい考えだ。カスタマイズ文化も裾野が広がっており、アフターシート専門メーカーとして、遊び心と優雅さ、さらにホールド性、安全性、快適性を併せ持つ製品として広く訴求する。

 今回のTASでは新製品と参考出品を合わせ総勢37点のシートを展示する。内訳は参考出品として、初音ミク仕様の提案、SDGsに対応する西陣織の生地を採用したシートの他、エディルブシリーズの新作も展示する予定だ。

 また、昨年発売したジュニアシート「オージ」の新色バージョンを発表する。新たにブリッドのメインカラーである赤と、迷彩柄の2つを追加し、今月から発売を開始する予定だ。オージは手ごろな価格と、子どものころからブリッドシートに座ることができるとして、人気商品になっており、新色の追加でさらに人気が高まりそうだ。